数年ぶりに絵を描くのが楽しくなった話その2

日常/日記
前回に引き続き、さいとうなおき先生の動画をみて自分なりに解釈して取り入れたお話しをしていきます。
最後に参考にした動画をまとめていますので是非ご覧ください!
お絵描きがしんどいと感じている人が少しでも良い方向へ進めますように。
 
 
 

目的に合う絵ってなんだろう

 
 

そもそも、自分はどんな絵が描きたいのか。
絵を描く目的はなんなのかをハッキリさせよう!
と前回お話しをしました。
ということは、あとは決まった目的が果たせるような絵を描くしか道はありません!

私の場合、自分の好きをわかってもらえるような絵を描くことなので、素直に自分の好きなキャラの好きな部分を強調して描けば良いだけ。

…そう思っていましたが、何かが違うような気がしてなんだか腑に落ちません。

いくら好きなキャラを描いたとて
「届いてほしい人に届かない」とか
「気持ちが強くても上手い人の絵の方が断然評価される」とか。
評価の数が全て!なTwitterやpixivではしっかり数を出さないと、私の目的が果たせないって思えちゃいます。これじゃあフリダシに戻されたも同然。


変だなぁ…と思いながら先生の動画をみていると、あるサムネイル画像が目に入りました。
それは、先生が過去に描いていたという今の絵とは全く似ても似つかぬ絵だったのです。


その動画内で先生が言っていたのが、
「みんなにチヤホヤされたくて絵を描いていたけれど、この絵だと目的に辿り着けなかった。」
というお話しでした。

そう、多くの人に見てもらい、評価を得たいのであれば
自分の好みだけを主張し続けるのはダメなんだ!ということです。



…かなり心苦しい話をします。
あーつらい。


簡単に言えば、人に広く知ってもらうためには人に広く見てもらえるものを描くしかない。ということ。
それまで好きで描いていた不穏な空気の漂う印象派な絵をやめて、キラキラで可愛い女の子をたくさん描くように勉強した。だからこそ先生は目的を果たすことができたのです。


じゃあ、私がワリオを描き続けるって、間違いなのか…?


と思いましたが、決してそうではなく。
これはプロになって絵で稼ぎたい!と強く志願する人こそ必要な知識。
だから、私には無縁なのです。
それでもこのお話しは、なんで評価を受けないのか。の答えに限りなく近い答えのようにも感じました。
 
 
 

楽しさを感じたのは


『評価』ではなく『成長』

 
じゃあ私が長年抱えていた「楽しくない」からどうやって抜け出せたのか。


実は、過去にワリオの描き方で悩んでいたことがあったのでTwitterで相談をしたことがありました。
その時に、とても公式の絵に近く上手いマリオたちを描かれていた方から
「目が大きい。鼻が小さい。口はもっと大胆に。体型がおかしい。見直した方がいい。」という内容の返事をいただき、自分の絵に対して部分的に指摘されることが大の苦手になっていました。
目付きが悪いとか、手が大きすぎるとか、そういうことを言われると私のことを全部否定された気分になってしまいます。


だから、さいとうなおき先生のチャンネルにある『気まぐれ添削』をみる勇気がありませんでした。
勝手に感情移入してしまいそうで…。

でも、もしかしたら先生の言い方だと落ち着いてみれるかも。…と、勇気を出してみてみたのですが
これがまた面白くて、次々と試聴していました。

先生が、描いた本人の意思、考え、表現を否定せず良さを引き出す添削をされているから安心して見ることができるのだと思います。
で、そのうち私も「ここ添削しそう!」とクイズ感覚で見るようになってました。


そして、最終的に
添削された絵を見て自分の絵はどうか見直すようになり、もっと上手く描くにはどうすべきか考えるようになりました。
これが不思議なことに、1から先生の絵で説明されるよりも何故か頭にスッと馴染むんですよね。

いつしか、仕事の合間に体の描き方を研究したり、これまでやろうと思わなかったクリスタのブラシを調整してみたり、人の絵を見て配色を勉強したり、自主的に絵の練習をするようになっていたのです。
これ、何年ぶりの感覚なんだろう!すごいや!!

どういうことかって、これ
「自分の好きなものを表現するために、もう一度自分の絵を見直そう。」と自然に思えるようになったってことなんだと思います。

絵を描く目的をハッキリさせ、その目的を果たすために何をすべきかがわかった。
私は今、数年ぶりに「絵を描く楽しさ」を感じれるようになりました。




最後になりますが私は絵で仕事をしているわけではありません。
ただ趣味で楽しませていただいている身です。
だから、偉そうなことは話せませんし、私のいうことにあまり説得力はないかもしれないです。

でも、もしも私のように絵を描くことに悩んでいる人がいるならば、
この記事を読んでいただいて変われるかも…?と思ったのであれば、
紹介する動画をゆっくり視聴しつつ
「絵を描く目的」「目的を果たすための方法」をじっくり考え直してみてはいかがでしょうか。
どうせやる趣味ならば、楽しくやりたいですもんね。




ここまで読んでくださってありがとうございます!





参考にした動画はこちら!

チャンネル内にある気まぐれ添削もおすすめいたします!



おむおむ。